はじめに
こんにちは。あんどんです。
水耕栽培は久々の投稿ですね。
夏場の酷暑を乗り越えて色々データが溜まっておりました(笑)
さて、今回は、これまで育ててきたサニーレタスの栽培をひと区切りとして、新たにほうれん草の水耕栽培をスタートした記録です。
水耕栽培を始めてから、いろいろな野菜を試してきましたが、サニーレタスについては今回かなり長く付き合うことになりました。
特に今回は「間引きをしないで育てたらどうなるのか?」という、初心者らしい実験も兼ねて栽培。
結果としては、意外にも収穫量はこれまでと大きく変わらないという結果になりました。
一方で、夏場ならではの難しさもありました。
今回はそんなサニーレタス栽培の振り返りと、次の挑戦となるほうれん草栽培についてまとめていきます。
サニーレタスを間引かずに育ててみた
今回のサニーレタス栽培で試してみたかったのが「できるだけ間引かずに育てる」という方法です。
通常なら、発芽してある程度大きくなった段階で、株同士が混み合わないように間引きを行います。
ただ、家庭で食べる分を育てているのであれば、
「多少混み合っていても、そのまま育てられるんじゃない?」
という疑問がありました。
そこで今回は、基本的に間引きをせず、そのまま成長させることに。
もちろん株同士がかなり近い場所では、成長に差が出たり、葉が広がりにくかったりすることもありました。
(徒長もありほぼ倒れて育ったレタスたち)

それでも最終的に収穫してみると、思っていたほど大きな差はありませんでした。
(ワントレー(6株)で約125gでしたので、ほぼ変化なし)
むしろ、これまで間引きをして育てた場合と比べても、最終的な収穫量は同程度。
「間引かなかったら収穫量が大幅に減る」という結果にはなりませんでした。
ただし、これは今回の栽培環境での結果なので、すべての環境で同じになるとは限りません。
日当たりやLEDライトの強さ、株数、液肥の濃度などによっても結果は変わってくるでしょう。
とはいえ、家庭用の水耕栽培なら「絶対に間引かなければならない」というほど神経質になる必要はないのかもしれません。
今後も条件を変えながら試してみたいところです。
サニーレタスの苦味対策は「収穫前」が重要だった
今回の栽培で特に勉強になったのが、サニーレタスの苦味についてです。
育てている途中では、
「なんとなく苦味が強いな……」
と感じることもありました。
そこで、収穫時期が近づいてきた段階で液肥を少し薄めて管理してみることにしました。
すると、収穫時の味がかなり食べやすくなった印象。
もちろん野菜なので多少の苦味はありますが、以前よりも明らかに食べやすく感じました。
今回の経験から、
「収穫前の液肥濃度を少し調整する」
という方法は、家庭菜園でサニーレタスを育てる場合の対策として覚えておいてもよさそうです。
ただ、もう一つ重要だったのが「収穫時期」。
収穫を引っ張りすぎると、葉の状態や味にも変化が出てきます。
今回の栽培では、液肥を薄くすることだけではなく、適切なタイミングで収穫することも苦味対策として重要だと感じました。
(今回の環境ではおよそ40日以降でチップバーン(葉っぱの縁が茶色く変化するやつ)発生してましたのでその前がベストでした)
水耕栽培では「大きくなるまで待つ」という考え方になりがちですが、家庭で食べるのであれば、サイズだけでなく味とのバランスも考えて収穫したほうがよさそうです。
夏場の水耕栽培は「無理をしない管理」に
そして今回、一番苦労したのが夏場の栽培環境です。
水耕栽培では、気温が高くなると液肥の温度も上がりやすくなります。
本格的に対策しようと思えば、水槽用の冷却装置などを導入する方法もあります。
ただ、家庭で気軽に水耕栽培を楽しむために、そこまで大がかりな設備を増やすのもどうかな……と思いました。
そこで今回は、かなりシンプルな方法で対応。
基本的には、
・液肥を週1~2回程度交換・調整する
・液肥濃度を植物の状態に合わせて調整する
・冷却については空調を利用する
という、お手軽な管理にしました。
もちろん理想的な環境とは言えません。
夏場ということもあり、成長速度は春や涼しい時期と比べると多少落ちました。
「なかなか大きくならないな~」
と思うこともありましたが、焦らず様子を見ることに。
結果として、多少育成期間は伸びたものの、最終的にはしっかり収穫することができました。
これにはちょっと安心しました。
水耕栽培というと、温度やEC値、pHなどを細かく管理しないと難しいイメージもあります。
もちろん本格的に収量を追求するなら、細かな管理は重要でしょう。
しかし、家庭で食べる分を育てるのであれば、
「植物の様子を見ながら、無理のない範囲で調整する」
というスタイルでも十分楽しめるのだと、今回の栽培を通して感じました。
サニーレタス栽培はいったん終了
そんなわけで、今回のサニーレタス栽培はいったん終了です。
それでもサニーレタスを全部なくすのは惜しい!
……と、ここまで書いてきて一つ問題が。
今回のサニーレタス、実は家族からもかなり好評だったんですよね。
自分としても、育て方や苦味対策などいろいろ試すことができて、かなり楽しめた栽培でした。
せっかくここまで家庭で食べる野菜として定着してきたのに、サニーレタスを全部やめてしまうのはちょっと惜しい。
ということで、当初はほうれん草へ全面的に切り替える予定でしたが、少し方針を変更することにしました。
ワントレーだけサニーレタスを継続
今後は、1トレー6株をサニーレタス栽培として継続することにしました。
これまでのように大量に栽培するのではなく、1トレー分だけ残しておくスタイルです。
これなら家族で食べる分を確保しつつ、新しい野菜にも挑戦できます。
サニーレタスについては、今回の栽培である程度管理方法も分かってきました。
特に夏場は、液肥を週1~2回程度交換・調整しながら、冷却については空調を利用するというシンプルな管理でも、多少育成期間は伸びたものの無事に収穫できました。
今後はこの経験を活かしながら、1トレー分を継続して育てていきたいと思います。
「新しい野菜に挑戦するために、今まで育てていた野菜を全部やめる」のではなく、
「お気に入りの野菜は少量継続しながら、新しい野菜にも挑戦する」
という形ですね。
家庭菜園なら、このくらい自由にやってもいいんじゃないかなと思っています(笑)。
ほうれん草は2トレー・12株で観察
そして、空いたトレーについては、ほうれん草栽培に使うことにしました。
こちらは2トレー、合計12株を基本として観察していきます。
ほうれん草は今回が新しい挑戦ということもあり、サニーレタス以上に「どんな感じで成長するのか」を確認していきたいところ。
培地にはハイドロボールを使用し、こちらも基本的には間引かずに育てる予定です。
発芽についてはすでに少し苦戦していて、2か所ほどまき直しをしています。
現在は発芽後の苗を観察しながら、液肥のEC値は0.8付近でスタート。
今後の成長を見ながら、必要に応じて液肥濃度などを調整していく予定です。
(そして、現在(種まきから約30日後)の成長はこんな感じです)



蒔き直した株が成長少し遅れてますが、概ね育ってきています。
というわけで、今回からは、
サニーレタス:1トレー・6株
ほうれん草:2トレー・12株
という体制で、水耕栽培を続けていくことになりました。
サニーレタスは安定した収穫を目指しつつ、ほうれん草では新しい栽培方法を試してみる。
一つの野菜だけに集中するよりも、こうして複数の野菜を育ててみたほうが、それぞれの違いも分かって面白そうです。
何より、家族から「また食べたい」と言ってもらえる野菜を残せるのは嬉しいところ。
サニーレタスには引き続き頑張ってもらいつつ、これからはほうれん草の成長もじっくり観察していきたいと思います。
振り返ってみると、間引きをしないという実験もできましたし、苦味対策として収穫前の液肥濃度を調整するという経験もできました。
さらに、夏場の高温環境でも、
「液肥交換・調整+空調」
くらいのシンプルな管理で、なんとか収穫まで持っていけたのも大きな収穫です。
もちろん改善できる部分はまだまだあります。
それでも初心者としては、
「ちゃんと育って、ちゃんと食べられた」
というところが一番重要。
スーパーで購入する野菜とは違い、自分で育てた野菜を収穫して食卓に並べるのは、なかなか楽しいものです。
次は「ほうれん草」に挑戦!
そして、サニーレタスの次にスタートしたのが「ほうれん草」です。
(これから冬に向けておいそれと買えない値段になってきますので、頑張って育てたいです)
これまで育ててきた葉物野菜とは少し違った難しさがありそうなので、こちらも実験感覚で挑戦してみます。
今回、ほうれん草の培地には「ハイドロボール」を使用することにしました。
これまでとは違う培地を使って、どんな成長をするのかも確認していきたいと思います。
そして今回も、基本的には間引きをせずに育てる予定です。
もちろん、あまりにも混み合って成長に影響が出るようなら、その時点で調整するつもり。
「最初から完璧な栽培方法を決めて、その通りに育てる」というより、
「育てながら問題が出たら調整する」
というのが、現在の自分の水耕栽培スタイルになってきました。
ほうれん草は発芽から少し苦戦
ところが、いざほうれん草をスタートしてみると、いきなり苦戦しました。
思ったよりも発芽してくれません。
最初に種をまいた場所の一部がなかなか発芽せず、結局2か所ほどまき直すことになりました。
サニーレタスなどでは比較的スムーズに進んでいたので、
「ほうれん草、思ったより手強いな……」
というのが最初の印象です。
ただ、発芽してからは少しずつ成長してくれています。
現在は液肥のEC値を0.8付近にして、まずは様子を見ながら管理中。
いきなり濃い液肥にするのではなく、苗の成長を見ながら徐々に調整していく予定です。
このあたりも、今後の成長具合を見ながら変更していきたいと思います。
初心者水耕栽培は「観察して調整」が面白い
今回のサニーレタスからほうれん草への切り替えで、改めて感じたのは、水耕栽培は「正解を探す」というより「植物を観察して調整する」ことが面白いということです。
液肥の濃度も、温度も、栽培期間も、教科書通りにすれば必ずうまくいくとは限りません。
実際、今回のサニーレタスでは夏場という条件もあり、成長が少し遅くなりました。
それでも、液肥を調整して、空調を使って、焦らず育てた結果、無事に収穫までたどり着くことができました。
そして今度は、ほうれん草で新しい挑戦。
培地はハイドロボール。
基本的には間引かず。
現在のEC値は0.8付近。
まずはこの条件からスタートして、成長を観察していきます。
果たしてサニーレタスと同じように、うまく収穫までたどり着けるのか。
それとも、ほうれん草ならではの問題が出てくるのか。
初心者水耕栽培なので、たぶん今回も何かしら問題は起きるでしょう(笑)。
でも、それも含めて家庭菜園の楽しみ。
これからも「失敗したら調整する」「うまくいったら次も試してみる」という感じで、無理なく水耕栽培を続けていきたいと思います。
次回は、ほうれん草がどのくらい成長したのか、発芽後の様子や液肥の調整などを記録していく予定です。
サニーレタスに続いて、ほうれん草もしっかり収穫できますように!
では、今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

コメント